過去の合格状況

いまのところ、中学受験は合格率100%です。

基本的には小6からのほぼ1年間を指導する形で、早期通塾はむしろ推奨していません(じゅうぶん間に合いますし、早いうちから詰め込まれると相応のリスクもあるので)。
しかも暗記事項は最小限。思考力重視の理解で可能性は無限大。

しみじゅくは短期間に合格力をつけられることが特徴です。

  • 本庄東高校附属中学校(A~C特待での合格実績あり)
  • 群馬中央中等教育学校(本庄東とのダブル合格でした。※本人希望により)

中学受験クラス(基本的に休止中)

※同学年を3人以上集めていただければ専用クラスにて対応いたします。お問合せフォームよりご相談ください。

参考例:週2日、授業1コマ45分を2コマ+休憩10分、月額38,500円+諸費用

指導の特徴

クラスは最大で4名です。合格後の6年間に困らないためにも、基本事項の反復を通して、初見の問題に対応できる眺め方の獲得を中心に据えます。
一言で言うならば『センスと理屈のいいトコ取り』とでも表現すべきものです。

小学生当時に、まったくの自己流ながら小5の前半で“御三家”の過去問を半分以上は当ててしまっていた頃の“感覚”を、思考の手順化をしたレシピとして軸足にしています。

公式やパターンの暗記学習や、学習指導要領が変わるたびに騒ぎ立てる傾向と対策のような表面的な付け焼き刃とは正反対の、強化の垣根を超えたオールラウンドな『考え方の作法』として、お子様の思考力向上を強力にサポートいたします。

昭和の御三家、『開成・麻布・武蔵』ですね。けっきょくはそのために、某中学受験塾で一学年上の小6クラスに飛び級を“させられて”しまい、私の場合は勉強嫌いに拍車がかかったようにも思います。(辞める騒ぎを経て「めでたく」同学年クラスに再編入しました)

毎問毎問、臨場感にあふれる実況中継型の解説講義で再現できることは、大手のシステム化されたカリキュラムでは到底実現できない付加価値であると考えております。

そんなしみじゅくが大切にしているのは、

  • 取捨選択というメリハリ
  • 判断のスピード感
  • 思考の寄り道による発想力育成

です。小学生の学習項目は、大人にとっては簡単なことかもしれませんが、明らかに、幹と枝葉に分かれています。もし、全ての学習項目を同列に扱ってしまうと、ヒトの強みである思考力が育つことはありません。幹は太く枝は細いもので、枝は幹から伸びてこその枝です。

公式の羅列や先取り学習的な対応では、枝のコレクションをさせているようなものです。それでは伸びしろが伸びてくれません。
だからガリ勉系の進学塾では、一般的には本番に弱いタイプが出来上がりがちです。(それでも東中くらいなら合格しますが)

100点満点以上の知識で80点を狙わせるより、80点の知識で80点を取ってくるほうが「頭がよい」ので、その後の伸びしろも差が歴然
しみじゅくには後者のタイプしか育てられません。

もしそういう子が100点満点以上の知識を身に付けてしまったら……?

正直、行く末がすごいことになるかもしれません。

「このくらいできなくちゃ」と、とかくその都度の完璧を求める保護者の方は多いのですが、その発想は中長期視点で無駄が多いです。そこをきちんとお伝えできる受験関係者は、建前上の問題もありきわめて少ないと感じています。

ただ入学するだけなら、大手の詰め込み学習でも“大丈夫”でしょう。

しみじゅくでは、しみじゅくにしか体現できない“当たり前”で、他のお子さんとはひと味もふた味も違う思考力を身に付けていただいています。

受験は、役割分担です。覚えるのは生徒の仕事、支えて修正するのが先生の仕事。
決して一方的に覚えさせるだけの関係性ではありません。

日々のコミュニケーションを大事にして、基礎の基礎から応用まで、全教科を通じた『思考力の作法』を体系的に仕上げます

中学受験をする意義を明確に共有します

さて、日々の学習というものは、子どもにとっては自分の可能性という未開の地を切り開く、毎日が開拓の連続です。
公立の中学校へ進む場合とは、要求される質も量も大きく異なります。

とはいえ、そもそも人には得意と苦手があるものですから、多少の枝葉くらい気にしないでおいてあげると、逆に長期にわたりヤル気が続いたりします。

それが『継続は力なり』、まさにそのものでしょう。
そういう状態をなるはやで作り上げ、実力が伴うような良い練習の習慣づけを行うことが、受験対策の本質です。

そうして幹がしっかりしてさえいれば、枝葉は自然に茂ってくるものです。

何事にも

  1. 現状認識(取捨選択も含めて)
  2. 対策検討(=頭の引き出し)
  3. 試行錯誤(←ここ大事)
  4. 問題解決

で取り組み、後々に使い回せる知恵を獲得し続けていくこと。それが思考力そのものです。

以上のように風変わりですがご心配なく。しみじゅくのほうがよほど本来的です。
常に到達点の先にある伸びしろを考えた指導が、他のどの塾とも似ていないだけです。

その後の6年間の土台作りとして

せっかく本気になるなら、本質的なことをしっかりと定着しておいたほうが良いと思います。
理由は、その後の中高6年間に対しての伸びしろの差になって現れやすいからです。

合格することはもちろんですが、中高一貫の良さを活かすために、中長期視点でお子様の思考力の成長を促せる土台固めをしたいと考えております。