現在、小学生の指導枠は設けておりません。
指導のかたちをお伝えするためだけのご紹介である点、ご了承ください。

小学生通常

授業1コマ45分を2コマ+休憩10分(拘束時間100分/日)

特徴

クラスは最大でも6名までです。中学で困らないために、基本事項の反復を通して初見の問題に対応できる見方の獲得を中心に据えます。一言で言うならば【センスと理屈のいいトコ取り】、とでも表現すべきものです。

「このくらいできなくちゃ」と、とかくその都度の完璧を求める保護者の方は多いのですが、その発想は中長期視点で、無駄が多いということを語る関係者は、建前上きわめて少ないと感じています。。

「すべてを今」じゃないと、ダメなのでしょうか。今できることの定着を大事にしたいので、後でも大差ないことは、後でよいと考えています。

しみじゅくで大切にしているのは、

  • 取捨選択というメリハリ
  • 判断のスピード感
  • 思考の寄り道

です。

小学生の学習項目は、大人にとってはどれも簡単なことかもしれません。しかしよくよく整理してみると、明らかに、幹と枝葉に分かれています。

もし、全ての学習項目を同列に扱ってしまうと、ヒトの強みである思考力を育てることはできません。

今だけ枝葉を茂らせたいですか?(そんなことないはず)

さて、日々の学習というものは、子どもにとっては自分の可能性という未開の地を切り開く、毎日が開拓の連続です。

そもそも人には得意と苦手があるものですから、多少の枝葉くらい気にしないでおいてあげると、逆に長期にわたりヤル気が続いたりします。それが、継続は力なり、まさにそのものでしょう。

テーマ:中学への”上手な”接続

最後に、誤解を承知でもうひとつ。

中学受験をしないのであれば、小学校の成績は、家庭内以外の何にも影響しません。

もちろん、ものには程度と限度がありますし、「出来なくてよい」とは思っていません。「出来たほうがよりよい」のは紛れもなく確かです。

でも、しかし、それでも、『自分の意思で着実に積み重ねる』ことは、『据え膳を力ずくで詰め込む』ことよりも、子どもに対しては付加価値を与えるのではないか、しみじゅくではそう考えています。 

事実上の競争社会デビューとなる中学校生活へ向けて、お子様ひとりひとりの個性や実情に沿った接続ができることを、何よりの是としています。